SONY(ソニー) PXW-X320 【VF＋Fujinon XS16x5.8A-XB8レンズ付き】

●1/2インチ Exmor 3CMOSイメージセンサー

1/2インチ フルHD “Exmor” 3CMOSイメージセンサーを搭載し、F11の高感度、水平解像度1000TV本以上の高画質を実現。
また、フレーム間でのノイズ除去を行う3Dノイズリダクション機能を搭載することにより、SN比を従来機種（PMW-320K）の54dBから60dBへと大きく向上させています。

●XAVCやMPEG HD422など多彩な記録フォーマットに対応

最新の画像圧縮技術により高効率と高画質を両立したXAVCフォーマットは、用途に合わせてグリーンバックやグレーディングなど高度な編集にも対応するXAVC Intra（4:2:2 10bit 111Mbps＜59.94i時＞）と、充分な画質を維持しつつ、長時間収録にも対応するXAVC Long（4:2:2 10bit 50/35/25Mbps＜59.94i時＞）を搭載しています。さらに、世界中の映像制作現場で使われているMPEG HD422、MPEG HD420、DVCAM、MPEG IMXまで幅広い記録フォーマットを搭載。
用途やワークフローに応じて最適なフォーマットを選択することができます。

●3.5インチQHD（960×540）約156万画素LCDビューファインダー

従来機種（約92万画素）から大幅に画素数を増やした高精細LCDパネルを採用。画面中央部を拡大表示するエキスパンドフォーカス機能とあわせて、HDのシビアなフォーカス合わせを強力にサポートします。また、アイカップ部を跳ね上げて液晶モニターを直接見ることが可能で、三脚使用時などには目を離して撮影を行うことができます。

●オートフォーカス機能搭載の16倍ズームレンズ

オートフォーカス機能搭載の16倍ズームレンズを付属。リング操作に対して実際の動作の遅れが無く、各リングが回転範囲の終わりで止まるフルマニュアルレンズを採用し、操作に対するダイレクトなレスポンスと相まって回転角度による直観的な操作が可能です。フォーカスリングは、前後にスライドし、オートフォーカスと、マニュアルフォーカスを簡単に切り替えることができます。

●SxSメモリーカードに加え、別売アダプターによる民生用メディアでの収録に対応

プロフェッショナルメディアとしての高い性能と信頼性を持つSxSメモリーカードをはじめ、別売アダプターにより、XQDメモリーカード、SDHCメモリーカードでの収録も可能で、用途や予算に合わせてメディアを選択することができます。SxSメモリーカードは、転送速度3.5Gbps（＊）を実現し、PCへのファイルコピー時間の短縮に貢献します。また、動作温度は-25℃から＋60℃、保存温度は-40℃から＋85℃、耐衝撃1500Gと高い耐久性を持ち、さらにサルベージ機能により高い信頼性を確保しています。

●HD/SD-SDI、HDMI、i.LINKなど豊富なインターフェースを装備

HD/SD-SDI出力2系統、HDMI出力1系統、i.LINK入出力端子などの豊富な入出力端子を装備しています。HD/SD-SDI入力に対応した業務用モニターだけでなく、HDMI入力付きの民生用モニターへの接続も可能です。

●キャッシュレック

RECボタンを押す前の映像を内蔵メモリに蓄積することで、RECボタンを押したタイミングの最大15秒前（＊）の映像までさかのぼって収録できます。例えば、鳥が飛び立ってからRECボタンを押しても、飛び立つ前からの映像を収録することができ、ドキュメンタリー、取材などでメディア容量を節約しつつ決定的な瞬間を撮影できます。

●フラッシュバンド補正機能

カムコーダー本体でフラッシュバンド補正が可能です。ソフトウェア「Content Browser」を使って、収録クリップを後から補正することもできます。

●スロー＆クイックモーション

撮像フレームレートを再生フレームレートと異なる設定にすることが可能で、1280×720pで最大60フレーム／秒で撮像することができます。例えば、記録モードを23.98pに設定し、撮像フレームレートを60フレームに設定すると1/2.5倍速のスローモーション映像の記録が、逆に撮像フレームレートを1フレームに設定すると24倍速の早回し映像の記録が可能で、印象的なスローモーション映像や早回し映像の撮影が可能になります。