SONY(ソニー) HDC-4300セット

新開発2/3型3板式4Kイメージセンサーを搭載したマルチフォーマットポータブルカメラ(光ファイバーコネクター：レモタイプ)

●高精細・高画質・高性能

HDC-4300は、新開発2/3型 4K 3CMOSイメージセンサーと新開発広色域プリズムブロック、さらに高機能デジタル信号処理LSIを搭載しています。
光ファイバーケーブルを介して、ベースバンドプロセッサーユニットBPU-4000とカメラコントロールユニットHDCU-2000/2500に接続することで、4K撮像からHDの高速度撮像まで、さまざまなフォーマットで高画質、高精細な映像表現を実現します。

●既存B4マウントレンズをダイレクト装着可能

既に全世界の放送局やプロダクションなどで使用されているHD用B4マウントレンズを、 カメラ本体に直接装着できます。 HDカメラの操作性及び運用性を維持したまま、4K/HD映像の撮影が可能です。

●HD8倍速のスーパースローモーションの実現

ベースバンドプロセッサーユニットBPU-4000および、カメラコントロールユニットHDCU-2000/2500と組合わせることで1920 x 1080のフルHD2倍速、3倍速の撮影に対応しています。 さらに、オプションのHFRソフトウェアSZC-4002をBPU-4000にインストールすることにより、最大で479.52/400 fpsのフレームレートで撮影できます。
超高速で撮影した映像はマルチポートAVストレージユニットPWS-4400で記録することにより、HD8倍速のスーパースローモーション映像を再生することが可能です。

●HDから4Kへの円滑な移行を実現するシステム構成

ベースバンドプロセッサーユニットBPU-4000および、カメラコントロールユニットHDCU-2000/HDCU-2500を接続することで、カメラヘッドへの電源供給やインターカム、タリー、リターン映像など、ライブ中継やスタジオ番組制作に必要な機能を備えることができます。
また、HDC-4300システムは、HDC-2000シリーズの周辺機器を活用することにより、HD運用と同等のオペレーションを実現しています。

●フォーカスアシスト機能

さまざまなフォーカスアシスト機能を搭載し、ビューファインダー上でのフォーカス合わせをサポートします。
特に4K撮像時には、ダイナミックフォーカス機能により4K品質のフォーカス調整を可能にしています。

●低重心型のワンピース筐体

HDC-4300は、HDC-2500シリーズを継承し、高さを低く抑えたスタイリッシュなデザインを採用しています。 大型レンズアダプターHDLA-1500シリーズとの組み合わせ使用時においても、ビューファインダーの位置を低くし、レンズの光軸にビューファインダー位置を近づけることを実現しています。

●豊富な入出力インターフェース

HDC-4300には、3G/HD/SD-SDI出力、HD/SD-SDI入力などに加えて、以下のような豊富な入出力インターフェースを搭載しています。
・ネットワークTRUNK機能 カメラ・CCU間において最高で100 Mbpsのデータ伝送が可能なネットワークTRUNK機能(LAN端子)を搭載しています。 ※ネットワークTRUNKの伝送レートはビデオフォーマットにより異なります。ジャンボフレームには対応していません。
・HDプロンプター機能 HDC-4300には、リターン映像信号とは別に、HD-SDI相当のデジタルデータをHDCU-2000/2500からHDC-4300に送ることが可能なHDプロンプター機能を搭載しています。 ※HDプロンプター機能は、シングルフォーマット選択時かつネットワークTRUNK機能がOFFに設定されているときに使用できます。